CBN焼結体工具(1)は、ダイヤモンドに次ぐ硬度を持ち、鉄との非反応性、耐熱性に優れる事から、高硬度鋼の研削加工から切削加工へのリプレースに多く用いられています。こういった脱研削化にともない、CBN焼結体付き工具には、高速切削下での長寿命や断続加工下での欠けにくさの向上が求められてきました。新材種MBC020では専用CBN母材に特殊セラミックコーティングを付与する事で耐摩耗性の向上と耐欠損性の向上という、相反する事項を高いレベルで両立することに成功いたしました。また、CBN工具の性能を左右するもうひとつの因子である、刃先ホーニング(2)のバリエーションもさらに拡大しました。これらにより、より高性能をより広範囲へ展開する事が可能となりました。