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旋削用新サーメット材種「NX3035」を発売

2006年6月29日

 三菱マテリアルツールズ株式会社(社長:高田修 住所:墨田区横網1丁目6番1号)は、三菱マテリアル株式会社が開発、製造する鋼旋削用新サーメット材種「NX3035」の販売を2006年7月7日より全国で開始することと致しました。
NX3035
 サーメットは鋼旋削で使用すると優れた面粗度と光沢が得られるため、仕上げ加を中心に幅広く使用されております。しかし加工時に強い熱サイクルや衝撃サイクルが加わりますとクラックが発生しそれが進展して欠損するため、寿命が安定しにくいという欠点がありました。新サーメット材種
「NX3035」は、従来にない高い熱伝導性の特殊合金結合相(特許出願中)の採用と合金組織の最適化により、耐熱衝撃性や耐チッピング性が大幅に向上いたしました。そのため従来サーメットでは切削寿命が不安定となりやすい湿式切削でも非常に優れた刃先安定性を示します。
また低炭素鋼用FY、SYブレーカをはじめとする切りくず処理性に優れたブレーカ群123アイテムをラインナップし、順次アイテムを展開致します。初年度の販売高は8億円を見込んでおります。

「NX3035」の主な特長は以下の通りです。

1.
特殊合金結合相:
サーメットは炭窒化チタン(TiCN)を主成分とするセラミックスの硬質粒子をNiなどの鉄族金属で結合した複合材料です。鋼旋削用新サーメット材種「NX3035」では結合金属に従来にない高い熱伝導性と高い結合力をもつ特殊合金結合相の採用致しました。このため熱亀裂の発生が少なく耐熱衝撃性が大幅に向上しました。従来サーメットでは切削寿命が不安定になりやすい湿式切削でも非常に優れた刃先安定性を示し、優れた仕上げ面品位を保ちます。
2.
合金組織の最適化:
亀裂進展抵抗が高く、熱伝導性を下げない適度な粒度の合金組織とすることで、靭性や耐熱衝撃性を高め、あらゆる切削条件でも優れた耐欠損性を示し、刃先安定性を向上させております。
3.
低炭素鋼用FY、SYブレーカ:
切りくず処理性が抜群に良い仕上げ用FYブレーカ、中仕上げ用SYブレーカと組合せにより、切りくず処理でトラブルの起こりやすい低炭素鋼や鉄板材などの旋削加工でも優れた切りくず処理と仕上げ面を提供いたします。

追加規格

品名/型番
CNMG120404-SY他 計123アイテム
発売開始時期
2006年7月7日
販売目標
8億円/初年度

「ニューダブルクランプシリーズ」は下記TOOLS NEWSをご覧下さい。

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